津市芸濃町椋本の内科、糖尿病内科、消化器内科|赤塚クリニック

腎臓のお話

スタッフより

最近、CKD(シーケーディー)という言葉をどこかで耳にすることもあるかもしれません。これは慢性腎臓病という意味で、糖尿病や高血圧等が原因で腎臓の働きが低下する状態です。腎臓はかなり悪くならないと自覚症状がでませんし、進行すると透析が必要になります。検査で早めに発見して、治療を行い腎機能を保つことが最も重要です。

腎機能の指標のひとつにCr(クレアチニン)とeGFR(イージエフアール)があります。いつもお渡しする血液検査の表では、Crとその下にeGFRの数字が書かれています。eGFRは年齢、性別、Crから計算される数字で、あくまで推定される値です。本来、正確な腎機能を測定するためには1日の尿を正確にためることが必要で、外来での測定は難しい点があります。そのため簡便な指標としてeGFRが導入されました。計算式からは、Crの値が高いとeGFRは低下することになります。Crは脱水等により上昇する場合があり、その際eGFRの数字は低下し、実際の腎機能とずれが生じる場合があります。従いまして、数字の解釈も大切ですが、経時的なCreGFRの変化も腎機能を評価する際には重要な点です。もう一度CreGFRの結果を確認して、御自身の腎機能を知っていただくとよいと思います。