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低血糖の危険性について【2014.2月】

糖尿病は徐々に合併症が進行して、失明・透析などの臓器障害や心筋梗塞などで寿命を縮める可能性がある病気です。合併症を進行させないためには良好な血糖コントロールを保ち血圧・脂質・体重を適切にコントロールすることが重要です。

血糖はHbA1cで8%未満のコントロールが重要であることに異論はありません。一方7%未満のレベルでは血糖値を下げるメリットが不明確になっています。例えば、2009年に米国で発表されたACCORD研究の結果では、平均HbA1c7.5%の従来療法群に比べ平均6.4%の強化療法群は死亡者が増加しました。最近の解析から強化療法により発生した低血糖が間接的に死亡に影響しているのではないかと結論づけられています。また、他の研究でも重症低血糖を起こした患者は、心筋梗塞・脳梗塞の発症が2倍になると報告されています。低血糖はその時に症状が出るだけでなく、症状のない低血糖を繰り返すことも危険であることが証明されたと言えます。

これらの結果を受けて、昨年より「血糖はHbA1c8%未満を目指す、低血糖を起こさなければ7%未満を目指す(このレベルで合併症の進展を抑えられる)」に修正されました。もちろん、食事・運動療法のみでHbA1c6%未満の人に低血糖が起こるはずもなく、薬物なしで良好な血糖を維持することがベストであることは言うまでもありません。改めて薬物ではなく、食事・運動療法の重要性が示されたとも言えます。

2014-02-01 15:43:00

100kmのマラソンでサブ10を達成しました 【2013.10月】

100kmを10時間以内で完走できることをサブ10と言って、多くのウルトラランナーの目標になっています。過去のデータを見ると、エントリー者の3%程度が達成していて、私もなんとか達成したいと考えていました。しかし、100kmの距離を走るうちには様々な障害が発生しますが、私はいつも胃腸障害による熱中症で走れなくなっていました。

 1回目・2回目の挑戦はサブ10を狙っていましたが、1回目は10時間37分、2回目は12時間24分でした。今年6月の3回目はサブ10をあきらめて12時間27分でした。


今年の9月15日に4回目の挑戦となる丹後ウルトラマラソン100kmを走りました。「確実に11時間以内で完走する」ことを目標に走り出しましたが、今までとは異なり50km地点を4時間58分で通過し、更に十分な余力を残していました。70km地点で標高500m弱まで登る必要がありますが、もし楽に登れたら頑張ろうと、50km時点で目標を「サブ10」に変更しました。以後、残った力をふりしぼってペースアップして、9時間41分で悲願のサブ10を達成しました。達成後多くの関係者に祝福して頂いたし、おそらく今後の大会の冊子に過去のサブ10達成者として私の名前が記載され続けることを思うと、私は大変な幸せ者であると感じました。

さて、次の目標はサブ9でしょうか?何かとてつもなく遠い世界に感じますが・・・。

2013-10-01 15:43:00

亡き祖父に助けてもらった内視鏡手技【2013.6月】

亡き祖父に助けてもらった内視鏡手技【2013.6月】

医師になって、5年目から10年目くらいの思い出です。

私は、平成6年に医師になり2年の臨床研修を受けて、平成8年から平成16年まで消化器内科を専門にしていました。消化器内科は内視鏡・超音波ガイド下・血管内など様々な手技が必要で、手技の良し悪しが結果に重要な影響を与える特徴があります。日中は多くの医師がいますのでうまくいかない場合には他の医師に代わってもらうことも可能です。しかし夜間は自分一人で行わなければなりません。胃潰瘍からの出血に対する止血は、緊急対応が必要であり、自然と夜間に行う場合が多くなります。


消化器内科医になりたての時には、夜間に止血ができなければ上級医を呼んで助けてもらっていました。私の手技も徐々に上達し上級医を呼ぶケースも減ってきていましたが、消化器内科3年目のある夜間に止血ができず、上級医を呼んだところ、「赤塚君が止血できないなら内視鏡での止血は無理と考えて開腹手術を依頼した方がいい」と言われ、来てくれませんでした。てっきり助けてもらえると思っていたのに大変冷たい返事だと思いました。結局外科の先生が緊急手術を快く引き受けてくれて患者さんはよくなりました。しかし、自分の手技の良し悪しで開腹手術の必要性が決まる責任を感じた一例でした。

数か月後にまた止血が難しい患者さんに遭遇しました。自分の手技では止血できない状況の中、何とか止血しないと開腹手術を依頼しなければならないとの思いがありました。夜間に一人で止血していて、もう止血は無理だと思ったとたんに何か背中にものすごく大きな力を感じて、以後ピタッと止血できました。母方の祖父が亡くなって間もない時期だったので、「おじいちゃんがこのピンチを見ていて助けてくれたのだ」と感じました。以後、止血におけるピンチに遭遇するといつも何か大きな力を背中に感じて必ず止血できるようになりました。次第に他の先生が止血できない患者さんの止血も引き受けるようになりました。

止血困難を繰り返し乗り越え、どんなピンチが来ても必ず背中に感じる大きな力に助けてもらえるため、私も安心して止血手技が行えるようになりました。

2013-06-01 15:42:00

「このへっぴり腰め!」【2012.12月】

私が医師10年目頃に勤務中のある病院で胃バリウム検査の写真を多人数で検討している時のことです。メンバーの最上級医が意見をまとめてレポートを作成しますが、上の先生はいつも検査の7割くらいを要精密検査としていることを「へっぴり腰」と思っていました。年上の先生なのでもちろん面と向かって言うことはありません。


患者さんは胃内視鏡を受けるのが嫌で、半日を費やしてバリウムを飲んでいるのです。その7割を「要精密検査」と判定することはあんまりだと思います。
しかも、この「要精密検査」として胃内視鏡を行った患者さんに癌が見つかったことは勤務していた2年間で1例もありませんでした。その時のメンバーによっては私が最上級医となる場合もありますが、私の「要精密検査」は1・2割だったと思います。その写真に積極的に癌を疑う所見がなければ、「異常なし」と判定するからです。早期胃癌の中には胃バリウム検査で見つけられないものもあり、実際には癌が存在していても「異常なし」の判定になることは承知の上です。以後転勤となり、専門分野も糖尿病内科に変更したので、胃バリウム検査の判定に関するストレスからは解放されました。

ところが、現在行っている肺がん検診の胸部Xpで、呼吸器内科専門の先生が「要精密検査」と判定する割合は従来1・2%だったのですが、今年は7・8%に増えました。しかも、「要精密検査」と判定する内容が実に軽微な所見ばかりです。またもや呼吸器内科専門の先生に同様の思いを抱きました。しかし、患者さんとしては胸部CTを撮る手間や費用がかかっても、より高いレベルの安心の方が大切だと考える方が多いと思います。今の患者ニーズは医師の「英断」ではなく、「安心」なのだと考えさせられました。私自身も「英断」から「安心」への「へっぴり腰」に変化しつつあります。

2012-12-01 15:41:00

糖尿病の食事・運動療法ができない人も歓迎します【2012.8月】

当院は糖尿病を中心とした生活習慣病の治療に力を入れています。糖尿病・高血圧症・脂質異常症は動脈硬化の進行を速め、様々な臓器障害を引き起こします。この臓器障害を防ぐためには、血糖・血圧・脂質を正常にすることが大切です。それには根本にある生活習慣の乱れを治すことが重要です。


しかし、実際には食事制限は誰でも苦手ですし、運動ぎらいの人はなかなか運動を始めることができません。そのために生活習慣の改善をあきらめている人も多いと思います。我々の仕事は、根性をたたきなおして生活習慣の乱れを徹底的に治すことではありません。
生活習慣の乱れを治すことは大切ですが、たとえ生活習慣が乱れていても我々は皆様をより良い未来に導くために努力します。生活習慣をどこまで修正できるかを皆様の事情に応じて相談すること、薬の力を借りて動脈硬化の進行を抑制すること、臓器障害を早期に発見すること、この3つは全ての患者様に提供できる医療です。そういった意味から我々は食事療法・運動療法ができない人も歓迎します。

2012-08-01 15:40:00

グローバル化の波【2012.4月】

ある日のことです。買い物のために芸濃町内を自転車で走っていました。家を出て間もなく中国人風の青年が乗っている自転車に出くわしました。青年はいわゆるママチャリでしたが、比較的スピードを出していました。私の自転車が追いつきましたが、わざわざ追い越す必要があるほど遅くないので後ろについて走りました。

すると青年は後ろを気にしてスピードを上げました。それに伴い私もスピードを上げました。しばらくすると交差点を横切る自動車に遮られ、青年は止まりました。これは追い越すチャンスと私は青年の横に止まりました。私の自転車は多段変速であり、強烈な?エンジンも備えていることもあり、追い越せることは確実な状況でした。すると青年は追い越しを阻止すべく通過自動車すれすれ後方から全力でスタートしました。私も1・2秒遅れで追いかけました。青年の自転車の後ろにつくことはできましたが、かなりスピードが出ており、青年の自転車はペダルをこんなに高回転で回すことができるのかという程回っていました。結局、無理に追い越すのは止めて後ろについて走りました。

2年前より自転車に乗るようになりましたが、通学の中学生・高校生にはないハングリー精神を実感しました。

東京大学が秋入学を発表したことを思い出しました。主な目的はグローバル化を図ることで、海外の優秀な学生を獲得することが目的とのことでした。このことが大きなきっかけになり大勢のハングリーな外国人が日本にやってきて、我々は彼らと自転車ではなく仕事で争うことになるだろう。今の子供達にその準備があるのか疑問です。私たちの世代よりもはるかに厳しい社会にもまれるため相当の覚悟で臨む必要があると思います。例えば進学するならきっちり東京大学を目指すなど、高い進路を目指すことが必要と考えます。何となく進学しているようでは、日本の底辺ではなく世界の底辺を這うことになるだろうと思います。

2012-04-01 15:40:00

ウルトラマラソンでの失敗【2011.12月】

ランニングを始めて2年8か月が経ちました。9月17日に京都の歴史街道丹後ウルトラマラソン(60㎞の部)を走りました。過去の結果から4時間30分くらいで6位以内(入賞)に入る可能性が高くなり、それを目標にしてスタートしました。フルマラソン以上の距離は初めてでしたが、30km地点までは順調で、順位も5位から9位を争う状況でした。

徐々に口が渇き、意識も遠のく中、どんどん給水・補食をしていました。40㎞地点でかなりしんどくなり、残り20㎞もの距離を気合いで走り切れるはずはなく、止むを得ずペースダウンしました。おなかがどんどん張ってきて45km地点では腹痛も起こってきました。医学的に明らかな熱中症であり、運動で胃腸機能が停止していることが原因と考えられました。48㎞地点でまだ14位でしたが、立っていることも無理な状況となり、スピードを争うことを断念しました。エイドステーションで横たわり胃腸機能の回復を期待しましが、30分たっても腹満は改善しませんでした。

ゴールまであと12㎞で、大会の打ち切りまで5時間以上残している中、なんとか立つことが可能となり、歩いてゴールを目指しました。歩いているうちに胃腸が回復することを期待しましたが、腹満・口渇はゴールまで改善しませんでした。意識はもうろうとしていましたが、時速3・4kmで歩行を続け、結局歩いたまま7時間45分でゴールしました(結果は60㎞男子537人中133位でした)。

マラソンには筋肉の持久力・心肺機能・関節への負担を回避する工夫が必要であることは承知していましたが、60㎞を走るには胃腸機能を考慮する必要があることを知りました。しかし胃腸機能を鍛えるには一体どうトレーニングすればいいの?

2011-12-01 15:39:00

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インクレチン関連薬という新しい糖尿病治療薬を紹介します 【2011.8月】

血糖値が上昇すると膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて血糖値を下げます。ブドウ糖を口から摂った場合と、注射で静脈に投与した場合とでは、口から摂った時にインスリンがより多く分泌されます。これは食べ物が消化管に入ると分泌される消化管ホルモンがインスリン分泌を促す作用を持つためであり、この消化管ホルモンはインクレチンと呼ばれています。

新しい薬は、インクレチンそのものを分解されにくい形に変えて注射するものと、インクレチンを分解する酵素を阻害する飲み薬があり、当院では注射ではビクトーザを飲み薬ではジャヌビアを採用しています。インクレチンは血糖値が高い時のみに作用する働きがあり、これらは画期的な薬と言えます。今でも多くの患者様に処方しているアマリールもいい薬ですが、アマリールには不必要な時にもインスリン分泌を促し低血糖を起こす心配があります。インクレチン関連薬は単独で使用した場合に低血糖が起こりにくい薬剤です。

インクレチン関連薬は低血糖の他に副作用も比較的少ない薬剤です。糖尿病治療には食事・運動療法が重要であることに変わりはありませんが、大変使いやすい薬が現れたと言えます。

2011-08-01 15:39:00

東京マラソンを走り終えて 【2011.4月】

2年ほど前よりジョギングを始めました。徐々に力がついて、怪我も乗り越えて、昨年よりマラソン大会に出場できるようになり、今年の2月に東京マラソンを走りました。生涯2度目のフルマラソンとなりました。

東京マラソンは5年前より毎年行われており、競争率9.6倍の抽選に運よく当たり出場できる3万6千人に入りました。広くて起伏も少なく走りやすいコースでした。他の大会と違いコース上で見物者が途絶えることがなく、常に歓声に囲まれ、それがプレッシャーでもあり力の源にもなりました。

号砲からスタートラインまでに5分くらいかかりましたが、1㎞くらい走ったら混雑が緩和し、どんどん追い越しをかけて走りました。18㎞地点でややしんどくなったためペースを修正し、30㎞地点でいよいよしんどい状況になりましたがペース維持に努めました。38㎞地点あたりで少し余力がありましたが、こむら返りが起こりそうだったので、スパートせずにそのままの速度を維持したところ、あっさりとゴールできました。タイムは3時間6分49秒でした。スタートまでの5分のロスタイムを引いて3時間が切れなかったことが心残りでしたが、当初の目標は3時間10分であり満足しています。

ゴール後はスタッフ全員が「おめでとうございます」と声をかけてくださいました。ゴールまでの苦労は本人以外にはわからないはずですが、あたかも見ていたかのように称えてもらい、素直に感激しました。是非もう一度走りたい大会だと思いました。今後は更なる高みを目指していきたいと思います。

2011-04-01 15:38:00

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院長就任あいさつ 【2010.12月】

父親より平成22年11月1日より赤塚クリニックの院長を引き継ぎましたことをご報告申し上げます。私は平成6年に医学部を卒業し、愛知県の岡崎市民病院で約8年間にわたり消化器内科医を務めておりました。その後四日市の総合医療センターで2年間消化器内科医を務め、平成14年7月より糖尿病内科に専門科を変更して三重大学病院に勤めておりました。以後赤塚クリニックと掛け持ちつつ現在に至ります。

専門分野を複数持つ方が地域に対してより大きく貢献できるだろうとの理由で、途中で消化器内科から糖尿病内科に変更しました。糖尿病・消化器内科を柱とした内科診療を中心に行っていきたいと考えております。

糖尿病・高血圧症・脂質異常症は症状を伴いませんが、全身の血管を徐々に痛めていく病気です。その治療には食事療法・運動療法・薬物療法がありますが、薬物療法だけでは治療効果は限定的であり、食事・運動療法を継続することが重要です。しかし、食事・運動療法には患者さんがライフスタイルを変えていかなければいけない場合が多く、誰でも苦手な部分だと思います。その中で長生きするためにどうすればいいのかを見つけていきたいと思います。

赤塚クリニックには今でも多くの患者さんが来院されてみえます。大変ありがたいことであり、患者さんに今以上に満足して頂けるよう努力を続けてまいります。

2010-12-01 15:38:00

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